皆様は家具を購入する際、「無垢材」という単語をご覧になったことは無いでしょうか。何となく良い素材のイメージをお持ちかも知れませんが、実際には無垢材とはどのような素材なのでしょうか。そもそも「無垢」とは、「混じりけの無く純粋なこと」という意味があります。つまり無垢材とは、そのままの素材だけを使用していることを表しているのです。そのため、通常は無垢材の家具と言いますと、木を伐採してそのまま製材と加工を施した家具の事を言うのです。逆に、芯となる材料を化粧板で覆って仕上げたものを「フラッシュ構造」と呼びます。近年はフラッシュ構造の家具が多いですが、昔は無垢材家具が一般的でした。
無垢材家具の長所は、贅沢に木材だけを使用したことによる木のぬくもりと、その重厚感です。また使い込むほどに独特の味わいが出るため、長く使用するほど「自分だけの家具」という意識が強く感じられます。また、構造がシンプルなため修復しやすく、接着剤なども最低限で済みます。その反面、無垢材家具は高価です。また、反りや割れが発生しやすいという欠点もあります。ちょっとした汚れなら削り直すことで容易に綺麗になりますが、このように大きな変形は簡単には修理出来ません。
家具修理のことでお悩みでしたら、当サイトよりご相談ください。無垢材家具の修理も対応いたします。長く使うほど味の出る家具ですので、小まめにメンテナンスして大事に使ってあげるようにしましょう。