天然の木材を使った無垢材の家具は、家の中でも木の温もりを感じることがあるので、いまでも安定した人気があります。あなたのお家でも、テーブルや机に無垢材が使われているのではないでしょうか。見た目や手触りの良い無垢材ですが、天然の木材は家具として使われてからも呼吸をするので、水分や熱に弱いという性質があります。大事な無垢材の家具を、ていねいに扱って、長く使いたいものですね。まず家具の表面にどんな塗装が使われているか、把握しておくことが重要です。無垢材を使った家具には、主にオイル塗装とウレタン塗装が使われています。塗装材の種類によってメンテナンス方法や異なってきますので、確認しておくと良いでしょう。無垢材のテーブルなどを水拭きしたら、表面に水分が残らないようにから拭きするのが良いでしょう。無垢材は水分を吸収しやくなっています。テーブルに冷たい飲み物をいれたコップなどを置くと、水滴がテーブルの上に落ちてきます。オイル塗装の家具は特に、このような水滴がシミになることがあります。そのためコースターを使って、水分が無垢材のテーブルにつかないようにしましょう。無垢材のテーブルに物をぶつけてしまうと、へこんだり破損してしまうことがあります。少しの傷ならご自身で修復することも可能ですが、ひっかかってケガをするほど破損した場合には、家具修理を業者に依頼するのが良いでしょう。