結婚し、新しい生活を始めるという時に揃えなければいけないものはたくさんあります。一昔前であれば、花嫁道具として家具一式を揃えて、トラックにたくさん積み込んで新居まで運ぶ、という風習もあったほど、家具は生活を始める上でまず買い揃えなければならないものという認識がありました。ですが、最近の結婚事情を見てみると結婚式の費用、新婚旅行の費用をはじめ、新生活にかかる費用は抑えてこれからに備えよう、という堅実な考えのカップルが多くなっているようです。こういった節約を第一に考えた時、家具を親族や知人から貰い受けるということもひとつの方法です。それまで住んでいた実家の大きなテーブルは、逆に家族が少なくなった実家では必要がなくなるという場合も多いので、新居で再利用するというのも節約になります。長年親しんだ家具であれば、新しい家族でこれからも大切に使用できるという喜びもあります。親世代の家具というのは嫁入り道具として、作りがしっかりしたものを選ばれていることが多いので、きちんとお手入れをすれば何十年も使用することができる家具もあるのです。もしも天板の傷や傷みが気になるという場合には、家具修理業者に依頼し、天板を綺麗に修理することもできます。木製の家具の良い所は、月日が経つにつれ味わいが出ることと、修理や手入れにより長く使用することができるということです。思い入れのある家具を、子供たちや孫に使ってもらえるということは、親御さんにとっても嬉しいことでしょう。