家具は私達の生活をより豊かにし、機能性やデザイン性といった様々な特徴を持っているため、お部屋のレイアウトをどのようにしようかと考える楽しみを与えてくれます。家具は古くから使用されてきたものでありますが、日本の家具としては和家具と呼ばれているもので今から約500年ほど前に出始めました。歴史は意外と浅く、現在のように大きな和箪笥や懐かしい階段箪笥のような物は無く、調度品と呼ばれる物がほとんどとなっていました。500年の間に多くの発展を遂げてきた家具は、今では歴史を感じさせるアンティーク家具などが流行っており、最新の家具から古い家具まで多くの家具が世界中に存在しています。ただ、災害や損壊により壊れた家具は不用品として回収されたり、処分されたりしてしまうもの。暮らしを豊かにするために作られた家具たちには、もう少しだけ歩み寄ってみてもいいのではないでしょうか。家具を不用品として回収して貰う前に、まだ使用が出来るものは家具修理という方法も的確な判断と言えますよ。多様化が進む家具も魅力的ですが、長年使用してきた家具を修復し、何世代にも渡り使用されることこそ、家具の奥深さを探求することに繋がってくるのではないでしょうか。