ベッドは夜寝る際に毎日使います。そのため、定期的にメンテナンスを怠ると、寿命が縮んでしまいます。特に、マットレスには気をつけなくてはなりません。人間は寝ている間に寝汗をかきます。時期によって量は変わりますが、多いときには600mlもの汗をかくのです。そのため、マットレスに直接寝るのではなくベッドパッドを敷いてその上に寝るようにしましょう。それだけでもマットレスにかかる負担は減るのです。また、マットレスの寿命は10年程度と言われていますが、10年経っていなくても寿命を迎えることがあります。マットレスが発しているサインをくみ取ることで、寿命を見極めることができます。マットレスの寿命を見極める方法はいくつかありますが、まず、中央部分に凹みがある場合です。寝ているときに1番圧力がかかるのが腰やお尻です。それらに当たる場所がへこんでいると、睡眠時の姿勢が悪くなり、不調の原因となるのです。次に背中にスプリングが当たる場合。スプリングが当たっているということは、表面のクッション部分がヘタっているということです。穴などがあいてしまう前に修理や買い替えを検討しましょう。きしみ音がする場合も寿命が近い証拠です。寝返りをうつたびにきしみ音がすれば、眠りを妨げ健康に悪いですし、そのまま使い続けていると、破損する可能性もあります。そうなる前に対処しましょう。ベッドは毎日使うものですから、壊れてから買い替えとなると、その間の睡眠を十分に取ることができなくなるかもしれません。健康に被害が出る前に家具修理業者に修理してもらうなど、事前の対処が必要です。